私は、平成9年から謡曲・仕舞をお習いし、現在は福島県北観世会の会長を務めています。

福島県北観世会は、観世流謡曲仕舞等の稽古、発表を通じて日本の古典芸能の一つである能楽に親しむ仲間の会です。
能楽は、重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。

福島県北観世会では東日本大震災鎮魂、復興祈念の意を体して、東日本大震災から10年目の節目にあたる令和2年4月に福島市において能の公演「福島能」を開催することとしました。

日時 令和2年4月11日(土)午後1時開演
場所 とうほう・みんなの文化センター
主催 福島県北観世会福島能実行委員会

出演者の方々には、鎮魂、復興祈念の思いを込めて上演していただきます。

番組は能の代表的な曲目としてひろく知られている「高砂」、「羽衣」の二番立と「狂言 清水」一番としました。

公演のコンセプトを「福島に古典芸能の種を播きましょう」として、とくに若い人達にLIVEで能楽を鑑賞していただく機会を提供したいと考えています。

「福島能」公演に向けて、企業、団体、個人の方々に趣旨にご賛同いただけるようお願いしていこうと思います。