3月1日、令和2年度福島県立福島高等学校第73回卒業式が挙行されました。新型コロナウイルス感染防止と先日の福島県沖地震により第1体育館が被害を受けたため、会場を第2体育館に移し規模を縮小して行われましたが、極めて厳粛な卒業式でした。

 梅が香や 出で立つ子らに 幸多かれ
この句は、私が同窓会会長として、卒業生に贈ったはなむけの句です。
卒業生にとって最終学年となったこの1年は、毎日が試練の日であったように思います。しかし、逆境にもめげず、在校生一同が心を合わせコロナ感染対策に工夫をしながら、勉学や部活動、学校行事に大きな成果を挙げられたことに心から敬意を表します。

 花咲きみのりて世の為立たむ 福島高校栄えよ永く
新たな世界に踏み出そうとしている卒業生の前途に幸多からんことを祈念しています。